2005年3月8日(火)07:44

ドイツはEU憲法を5月に批准する意向

ベルリン(AFP)

ドイツ連邦議会はEU憲法を5月12日に批准する見込みである。社会民主党(SPD)のアンゲーリカ・シュヴァルデューレン副議員団長は『ベルリーナー・ツァイトゥング』紙Berliner Zeitung に、ドイツの国会議員はフランスのEU憲法国民投票が行われる前に批准を完了する意向である。これによりフランスのEU憲法支持派を後押しするつもりだ、と語った。

フランスのジャック・シラク大統領は、フランスの国民投票を5月29日に実施すると定めた。SPDのEU憲法の専門家ミヒャエル・ロートはAFP通信に対して、5月12日または13日がドイツ連邦議会の批准の期日として考えられると述べた。「フランスの色々なルートから」ドイツ連邦議会に対して、なるべくフランスの国民投票の直前にEU憲法の批准を行うよう請願が寄せられている、とロート議員は語った。EU憲法を問う国民投票は10ヶ国で実施されるが、スペインは2月20日にその先陣を切り、約77パーセントの賛成で憲法を承認している。

原題:Berlin will EU-Verfassung im Mai ratifizieren




ホームへ戻る